今回は、シンセイミニパワー・ユーフォーコマンダーセブンシリーズ・パワーロボット・バルカン一世・その2です。
自分はこのカラーまんが第2話を見て
一番最初に思った事は、コマンダー7
の唯一の日本人メンバー「てつお」の
ありとあらゆる方向から描かれた顔の
表情から滲み出る「あきら感」です。
ここで言う「あきら」感とは、講談社
発行月間児童書テレビマガジン誌上で
展開していたコミッック版ミクロマン
(原作・響わたる・作画・森藤よしひ
ろ)の登場人物、というか、中心人物
です。
ドラゴール星人の送り出してきた、
「破壊ロボット」
から滲み出てくる、「アクロイヤー」
感も、物凄いです。自分は今回の作画
は、クレジットこそありませんが絶対
「森藤よしひろ」だと思います。
ブルーシルバー号に付属されている、
ユーフォーコマンダーセブン・カラー
マンガ第1話に関しても、作画のクレ
ジットがありませんでした。
しかし、小学館発行の月間児童書の、
「てれびくん」誌上で展開されていた
ユーフォーコマンダーセブンでは原作
者クレジットがちゃんとありました。
てれびくん、7月号でのクレジットは
浅野清治でしたが、二作目はKアサノ
という風に変更されていました。自分
的に、クレジットが、作画では無く、
「原作者」となっていたのが、興味深
いポイントでした。
写真 補足
ユーフォーコマンダーセブンシリーズ・パワーロボット・バルカン一世 シンセイ製
1976年4月頃 販売開始
追記
小学館発行てれびくんの連載第二回目
「バルカン一世」の回は、なぜか、こ
のバルカン一世に付属のカラー漫画の
再録ではありませんでした。
自分の妄想というか、あくまで、想像
して、勝手に言わせてもらいますが、
当時の雑誌業界のシガラミ?か何かで
テレビマガジンとてれびくんの両雑誌
に、またいで、描いてはいけない?!
とか何か、協定のようなものがあり、
その時期は、まだ、森藤よしひろは、
テレビマガジン上で、ミクロマンの作
画を継続中の為、てれびくんの方は、
オミットだったのかなぁ、、、
勝手に森藤よしひろが描いていると、
決めつけてしまっていますが、、、、
森藤よしひろ版のバルカン一世やブレ
ーン三世の造形物とか、絶対にカッコ
イイものが出来ると思っています。も
ちろん、破壊ロボットも!!