シンセイミニパワー・ユーフォーコマンダーセブンシリーズ・エレックロボット・ブレーン3世・その3

今回は、シンセイミニパワー・ユーフォーコマンダーセブンシリーズ・エレックロボット・ブレーン3世・その3です。






















例によって、好き過ぎる玩具シリーズ
の為、莫大な写真撮影量です。前回で
ブレーン3世の投稿回は終わった、、
なんて事はありません。あれで終わり
だと思ったら大間違いです。

まぁ殺害塩化ビニールから1990年
代初頭付近に出ていた、「猛毒」のア
ルバムのタイトルみたいですね、、、

このアルバムのインレイの若人あきら
(現・我修院達也)の生首を郷ひろみ
が持っている、衝撃的な写真が最高に
ショッキングでした、、、

すいませんまた脱線してしまいました
話しを戻します。

付属のカラーマンガを読んでみても分
かる様にバルカン1世・ブレーン3世
のこれら2体のロボット達は良い意味
で仲が良く良い意味で仲が悪い、漫才
コンビの様な凸凹コンビだと思ってい
ます。

今回は、そんな自分の脳味噌の中の彼
らのイメージを撮影してみました。

上から撮影して、初めて分かった事な
のですがバルカン1世・ブレーン3世
ともに、彼等の脳味噌部分、電子頭脳
部位のブルーメタリックにキラキラ光
る、メッキパーツの美しさたるは、発
売から、早くも45年が経っているに
も関わらず、ピカピカ輝き続けている
わけです。これって凄くないですか?

個人的には、ブレーン3世の、透明な
ドームのRライン(サークル部位)に
沿って、幅の薄い、ブルーメタリック
のメカニックパーツが敷き詰めてある
所に萌えてしまいました。

ブレーン3世の投稿その1で、自分は
脚部位の名称「ジャンピングフット」
を、何だよそれ!と軽くディスってし
まいました、、、が、撮影した莫大な
量の写真を見ていて、「あれ、、この
脚だったら、ジャンピングという動作
も結構な高さイケルんじゃない?!!
と、思うようになってきました。

で、ブレーン3世のデザインについて
この玩具が販売された、1976年春
という時代背景から、少し検証したい
と思います。

これはもう、ロボコンとロボダッチの
タマゴローのいいとこ取りでこの玩具
のおおよそのアウトラインが決められ
たと言って、よいのでは?

ユーフォーコマンダーセブンシリーズ
が企画されたであろう、発売の前年に
あたる、1975年といったらそれは
もう、がんばれロボコンの超合金と、
イマイのロボダッチシリーズの全国の
小学生達の間での人気たるや、天井知
らずの売り上げでしたから。

自分は1975年〜76年春といえば
8歳で、今思い返してみてもロボコン
のロボット学校二期生周辺生徒達や、
ロボダッチにはダダハマリの最中でし
た。

とは言っても建設関連・作業ミニカー
の分野では他社を寄せ付けない、最高
の技術で商品を販売してきたシンセイ
が「マンをジして」発売に漕ぎ着けた
高純度ダイカストシンセイミニパワー
第二弾的な位置づけの商品な訳ですか
ら、ただ単に、ロボコン・ロボダッチ
のマルマルいいとこ取り、という野暮
な仕事をした訳では無い!と自分は思
っている訳です。

いちいち、細かいパーツで、高純度ダ
イカストを感じる事が出来ますし、そ
の後の、欧州地域(主にイタリア)で
の販売や、後の香港製のリプロダクツ
の存在、なんかを見ても、ただ単に、
国内製造販売で、話が終わる様な、一
過性の流行モノへの、便乗商品では無
かった、という事が、これら時系列を
オサライする事で、わかってくる、と
いうものです。

ギミック、可動域の面で、自分的に、
ここがキタっと思うのが、

「にょキッ」と、「カリ首」部位の、
出現のアクションが背中のボタン操作
一つで、できる、というところ。一見
コミカルな風貌のブレーン3世ですが
「ヤルトキはヤル」テクニシャンなの
かも知れません。

ここは是非とも、「ヤルトキはヤル」
モードの目のバリエーションが欲しい
ですね。

あとは腕部位の開閉アクションに隠れ
た形に、なっている、ブルーメッキの
メーターパーツがイカしています。


































写真 補足

シンセイミニパワー・ユーフォーコマンダーセブンシリーズ・エレックロボット・ブレーン3世・その3 シンセイ製

1976年4月頃 販売開始