今回は、ふしぎなメルモです。
やっぱり中嶋製作所の作る、ソフトビ
ニール人形のラインって、水辺で遊ぶ
玩具の制作を得意としていただけあっ
て、ビニール素材の使い方に、なんか
頭一つ飛び抜けてる印象が有る気がし
ます。ビニール・ケープ(今回の場合
はスカート)の再現精度が、玩具の域
を保ちながら、でもその域での最高水
準を保っている、玩具クオリティだと
思いますしソフトビニールとビニール
素材の色味のコントラストが、ホント
絶妙です。黄色、ピンク、赤、ピンポ
イントに、ちりばめた、水色!今回使
っている、色味にはホントヤラレまし
たよ。
タイガーマスクのシリーズの人形達は
皆んな、やたらとビニールケープを、
まとっていましたからね、中嶋製作所
の仕事っぷりは、トータルで見ている
と統一感があり、圧巻です。
そして、白目に使われている、水色で
すよ!マスダヤ製タイガーマスクの目
でも使われているのですが、効果は、
抜群ですね。男子は凛々しく、女子は
抜群にチャーミングな目元になります
ね。現代女子は、まぶたに水色を使い
ますが、人形ならば、白目部分に思う
存分、水色を使う事が出来ますから。
この人形の店頭小売価格は、400円
です。タイガーマスクは、主人公で、
480円(マスクとりかえシステム)
わるものレスラーが一律380円でし
た。間を取っての400円なのですか
ね。ヘッダーにも値段の記載が有りま
す。
後、言っておきたいのが、この製品が
入っているビニール袋についてです。
所々、空気抜き?の為なのか判りかね
るのですが、丸い穴が無数に開いてい
ます。そして、かなり厚めのビニール
素材ですね。古い袋入りの人形をその
まま保管していると、カビが生えて来
る事が多々あるのですが、これは大丈
夫でした。
そして、やっと放送の話に入ります。
ガキの頃、リアルタイムで見ていまし
た!が、子供の為の性教育番組だった
等という事など、微塵にも考える事無
く、女子のボディラインを楽しみに見
ていた記憶があります。
話も、初っ端から、お母さんが亡くな
ってしまいます!この時代のアニメー
ションってそんな展開多かったなぁ。
オープニング曲もエンディング曲も大
好きでしたが何故か自分の中で、印象
に残っているのが、挿入歌である
『水色の恋』天地真理
なんですよねえ。1話のみの挿入歌だ
ったという事なんですが、僕はこの、
アニメーションと、このメロディの組
見合わせで、何故か脳裏に、くっ付い
ています。
天地真理といえば、妹がブリジストン
のドレミマリちゃん乗ってたなぁ、、
ふしぎなメルモ スタンダードサイズ 中嶋制作所
ふしぎなメルモ 1971年10月3日ー1972年3月26日 TBS系で放映 全26話
追記
今回は、悩みました。タイガーマスク
の後には、同じ会社の中嶋製作所から
販売されていた、海のトリトンを予定
していたのですから。
でも、同じ虫プロ(手塚プロダクショ
ン)の、ソフトビニール人形である、
ふしぎなメルモは、ある意味海のトリ
トンと対になるような人形だと常日頃
思っていたので、(中嶋製作所の創作
している人形造形的に)順繰りで、こ
こに載せていきたい所存でした。
海のトリトンと手塚治虫と映像化や権
利周辺の割合やゴタゴタ具合は、僕で
は把握しきれないので、両方の人形の
足裏の虫プロと彫ってある事実のみを
共通点として、話を進めます。
放映の順番的に、従って行った方が良
いかなぁと、思ったので、タイガーマ
スク、ふしぎなメルモ、海のトリトン
という流れにしていこうと、思ってい
ます。
本当なら、海のトリトンで、丁度怪獣
を載せる序でに、まだ未連載の怪獣編
に、流れて行こうかなぁと思っていた
けど、(中嶋製作所の当時の、作戦か
なんか分からないけれど、敵の人形達
『ポセイドン族』の名称が、何故だか
ウルトラ怪獣?!で、しかも製品の、
ヘッダーカードに大きく記載されてい
ましたから)なんかアニメーション括
りで行ってしまおうか?と、思ってい
ます。
小さな、ソフトビニール人形も、良い
けれど大きな当時のスタンードサイズ
は、やっぱり撮影していて楽しいです
から。
やはり、マルサン、ブルマァク、マス
ダヤ、旧バンダイ、などなど、割と一
生懸命集めていた物は、こうやって、
撮影して投稿していて、自覚は出来て
いたのですが、それほど熱心に集めて
はいなかったタイガーマスクシリーズ
の撮影を切っ掛けに、こうして中嶋製
作所の製品を、家の片隅から、かき集
めていったらば、意外とあるもんだな
ぁと、再確認出来たので、アニメーシ
ョンのキャクター作品を引き続き撮影
し、投稿していきたい所存です。
このアニメーション作品は1971年
から1972年にかけての放映でした
が、(特に1972年から)この時代
のアニメーション作品のソフトビニー
ル人形への玩具化(特にスタンダード
サイズ)が急激に増えている気がする
のです。
赤胴鈴之助、アストロガンガー、海の
トリトン、科学忍者隊ガッチャマン、
デビルマン、ど根性ガエル、ハゼドン
マジンガーZ、樫の木モック、魔法使
いチャッピー、ムーミン。
赤胴鈴之助・スタンダードサイズ
海のトリトン・スタンダードサイズ
デビルマン・スタンダードサイズ
ど根性ガエル・スタンダードサイズ
樫の木モック・スタンダードサイズ
マジンガーZ・スタンダードサイズ
ハゼドン・セットソフビ
科学忍者隊ガッチャマン・スタンダードサイズ
科学忍者隊ガッチャマン・コスチューム人形(メカニック人形)
アストロガンガー・トーキング
魔法使いチャッピー・トーキング
ムーミン・トーキング
マジンガーZ・トーキング
科学忍者隊ガッチャマン・トーキング
こうして作品を書き出し並べてみても
これらの当時物の玩具は、皆出来が素
晴らしく、アニメーション作品の主要
キャラクター達の、ソフトビニール製
玩具化が、いよいよ極当たり前になり
つつある、夜明けのような時期なのか
なぁ、と。
これらに、今回のメルモちゃんも混じ
ってる訳で、やはりこの時代の製品の
クォリティは神がかっていますよ!!
そして、1972年のアニメーション
作品を書き出してはみたものの、ハゼ
ドン・セットと、ど根性ガエルひろし
スタンダードサイズ!!ですよ、、。
ホント、過去何度と目の前に出てきな
がらも(トイショーや骨董市で)コン
マ数秒差で、他の人に買われてしまい
買い逃してきた、極上の出来のソフビ
達です。