いちばんつよいのは・ウルトラマン・トーキング

今回は、いちばんつよいのは・ウルトラマン・トーキングです。













写真 補足

帰ってきたウルトラマン・トーキング トーキング部分破損 あんそにい製

帰ってきたウルトラマン 1971年4月2日ー1972年3月31日 全51話

追記

このトーキング人形は、一度投稿済み
です(2017年8月25日)が、前
回は、ざっくりとした感じで、済まし
てしまった為、今改めて、全身をくま
なく撮影して、もろもろ再検証して、
行こうと思います。

「いちばんつよいのは」ウルトラマン
というキャッチコピーが、箱上部に印
刷されています。そして下部には、ト
ーキングと印刷されています。

なぜか、ウルトラマンタロウやウルト
ラマンレオの怪獣と闘っているカット
の写真が、パッケージに印刷されてい
ます。

帰ってきたウルトラマンの関連商品は
第二次怪獣ブーム真っ只中の中心製品
だった為、大変、色んな種類の玩具が
多く発売されましたという趣旨の文章
を事あるごとにここで、書いています
が、、、

この商品は、第三次怪獣ブーム時期の
発売なのでは?と頭をよぎりました。
足の裏のウルトラマン足型モールドが
キングザウルスシリーズの製品仕様と
被っている為です。そして、

当時、あるくあるく帰ってきたウルト
ラマンという、ブリキ歩行人形も、こ
のトーキングを、製造販売していた、
「あんそにい」がリリースしていまし
た。(ちなみに、この、ブリキ製歩行
人形の頭部と、今回の、トーキングの
頭部は、同じ造形のソフビです)

ブリキ製品に、「あるくあるく」の前
振り形容詞的なものが付随しているの
は、ポピー製品、ポピー系列商品の証
拠です。

おはなし・ゲッタードラゴン(201
8年11月5日に投稿済み)
おはなし・ライディーン(2018年
11月6日に投稿済み)
おはなし・グレンダイザー2018年
11月7日に投稿済み)

この他の、このポピーの同一シリーズ
上には、おはなし・ロボコン、おはな
し・ガンツ先生が発売されていますが
自分は、所有していません。

このブログ投稿の過去アーカイブ上で
は、これらのポピー製品が、今回の、
帰ってきたウルトラマン・トーキング
人形と製品構成がかなり、似通ってい
ます。

電池式オーゼン製トーキングシステム
を使用していて、機械と干渉しない様
に、ソフトビニールの各パーツの分割
具合、角度、が、工夫されている点、
そして、トーキング機械から割り出さ
れる為に、製品の全長が、似通ってい
る、お腹にトーキングシステムのボタ
ンが、見えている仕様などなど、ほと
んど同一ラインでの、製造工程を経て
いると思われます。

同時期というか、少し遅れた、第三次
怪獣ブーム期にウルトラ物では、ザ・
ウルトラマン、ウルトラセブンのトー
キング人形の、販売が確認されていま
すが、全身のフォルムは、この帰りマ
ンとは、ほど遠い造形デフォルメで、
まとめてあります。

この帰りマンの全身造形のフォルメ感
について、少し自分なりに、考えてみ
ました。おはなし・グレンダイザーや
ゲッタードラゴンの枠組みに、キング
ザウルスシリーズの帰りマン造形テク
スチャーを強引に、アジャストさせて
おおまかな、ブリキ歩行タイプの全身
デフォルメ感をウスメ液として、中和
させた結果が、このトーキング人形な
のかなぁ。

芸人のボディ表現で言えば、ロバート
秋山感、森三中黒沢の踊る時の衣装感
と言う感じかなぁ。(テレビによく出
ている人で言うと)

もっと分かりやすく、プロレスラーの
体型で言えば、ダスティローデス感、
テリーゴーディ感なんですよね、、、
この帰りマン造形から感じ取れる雰囲
気って。

追記2

いっとき、イマイチ帰りマンという、
ヒーローの玩具の存在は、入り込め無
いけれどブルブルシリーズの帰りマン
造形だけは、認める、、的な事書いて
いたかもしれませんが、今回の撮影で
この帰りマントーキングのデフォルメ
造形センスはやはり凄いのだ!と、再
認識しました。

いちいち、手袋の切れ込み付近の縫い
穴再現や、ブーツの、シワの処理が、
素晴らしいのです。

これは、撮影して画像をよ〜く眺めて
いたからこそ、細部の細かい仕事ぶり
に今改めて、感服したのでした。

追記3

今でこそ楳図かずお版のウルトラマン
は立体化(玩具化)されていますが、
自分的に、今回の帰りマンに施された
このデフォルメの感じが、(特に顔、
体全体の比率)楳図かずお版のウルト
ラマンが、もしも当時何処かのメーカ
ーによって玩具化されていたりしたの
なら?という妄想にビシッと当てハマ
るデザイン玩具なのです(ウルトラマ
ンと、帰ってきたウルトラマン、とい
う、ウルトラマン違いは有るものの)

追記3

自分の中で「あんそにい」製品といえ
ば着せ替えタイプの「まことちゃん」
人形のラインナップです。細かな雑貨
も、数多く作っていました。販売する
区域が、玩具店舗というより、女子用
ファンシー系、文具系の雑貨屋さん、
ジョークグッズ販売店、という枠で、
展開していた様な印象がありますが、
実際の所は、どーなんでしょう、、、