今回は、改造人間・変身忍者嵐です。
嵐の中間サイズは有りますが、脚が一
体化されているので、プレイバリュー
の点で今ひとつアレなんですが、この
改造人間サイボーグシリーズの人形は
総じて脚が左右動くようになっていて
遊びに幅が出ます。まぁ、内臓を疑似
表現している、紙クズキラキラや内蔵
を印刷した紙を、安易に挿入する為に
は左右の脚分割は必修条件だったので
しょうかね。若干の疑問は残りますが
いずれにせよ玩具として、プラスに作
用している事は間違いありません。
箱を見れば、
て、あし、あたまが、じゆうにうごく
と表記してあるので、動く透明玩具と
いうのが、このソフビ人形の基本コン
セプトだったのでしょう。
後なんといってもこのシリーズの売り
は岩をイメージした、ソフビ製の台座
でしょう。これ以降、ピースメイカー
というダイキャスト製の単一色のポー
ズをとったモニュメント的なシリーズ
が出てくるのですが、あれも岩石の上
でポージングしているんですよね。あ
のシリーズへの布石になっていますよ
ね。あのシリーズは ライダー系とダ
イナミックプロのロボット系までで終
了してしまいましたが、他の特撮シリ
ーズや敵の造形化が、あっても良かっ
たのでは?
この改造人間サイボーグシリーズ、に
ついて思うことがあります。やはり、
ソフトビニール玩具唯一の弱点と言っ
ても過言ではない、劣化とともに出て
くるベタ付き、特に透明なソフトビニ
ールに良くありがちなんですが、僕所
有の改造人間サイボーグシリーズ達は
いずれも、ベタ付きがありません。ソ
フトビニールの原料に含まれる物質の
科学的変化なのか劣化なのか?は解り
かねますが、大抵の透明なソフトビニ
ール製玩具は、ベタ付き発生するので
す。なのに、このシリーズは、僕の持
っている物に関しては、まだ発生して
ません。ただし、極端な飴色化現象は
あります。でもこの飴色化現象につい
ては、個人的な感想を言わせてもらう
と、嫌いではありません。玩具に味が
出ますよね。
写真 補足
改造人間・変身忍者嵐 ポピー製
変身忍者嵐1972年4月7日-19
73年2月23日全47話毎日放送・
NET(現:テレビ朝日)系列で放送