マジンガーZ・トーキング

今回はマジンガーZ・トーキングです












自分は、何にクラクラしたか?という
と、マスダヤの広告です。時系列上、
たった2ヶ月ですが、アストロガンガ
ーは、マジンガーZよりも先輩です!
(テレビ放映開始の日付がという意味
です)

テレビアニメ巨大ロボットヒーローと
して、なにかと、マジンガーZから、
全ては、始まったのだ!的感じで記事
上では、常にマジンガーZの影に隠れ
ている感じのする、アストロガンガー
ですが、マスダヤの広告誌面上で、こ
んな平等というか、豪華な並びの写真
構図を見せられたら、思わず顔がほこ
ろんでしまいますよ。

もちろん、僕にとってはマジンガーZ
は、バイブルです。しかし、アストロ
ガンガーの(というか、製作していた
会社ナックの)味の、コクの部分は、
自分が幼児期に、知らず知らずの内に
インスパイアというか大きく成って行
く過程での、ある意味腐葉土的な役割
をしていた大事な物です。その同じ時
代、決して同じ土壌で語られる事の少
ない2大ロボットヒーローが、ほぼ同
じ大きさで、同じページに並んでいる
このツーショットの構図に、目眩がし
ます。しかもお互い、アニメーション
作品にも関わらず、立体化された実写
というか、立体物という所も非常に、
自分にとってはエポックメイキングな
事だと思っています。

人形に関して言わせてもらえば、この
マジンガーZの造形は、マジンガーZ
玩具史上、上位3トップラインを、常
にキープするような、素晴らしい造形
だと思っています。

それは塗装というか、カラーリングに
ついてでもです。原作漫画の様な、目
の赤系の色の、縁取りは、このソフト
ビニール人形の見栄えが1ランク以上
上がるのに、貢献していると思います
し、ブレストファイヤーの部分が、た
だの赤では無く、メタリックレッドを
チョイスしてる部分も、目から鱗状態
です。ちなみに、このブレストファイ
ヤーには、リベットのテクスチャーと
ライン線が彫ってあります。この線を
境にして、銀色に塗っているパターン
も存在します。

そして、ソフトビニール人形玩具とし
ての、大きさも完璧だと思うんです。

第一次オイルショック以前に製作され
たマスダヤ・トーキング人形のライン
ナップの大きさって、なんか皆、神が
かった、何かを感じるのは気のせいで
しょうか。










当時の2大テレビヒーローの年末クリ
スマス商戦用?!のデラックスセット
トーキングにも、こんな遊びがワイド
に広がる大箱のバージョンがあるなん
て素敵すぎます。2000円でした。
そしてレッドバロンまで見れるなんて

写真 補足
マジンガーZ・トーキング(ホバーパイルダーは復刻物を装着、お尻の紐は切れています)マスダヤ製

マジンガーZ 1972年12月3日ー1974年9月1日 フジテレビ系で放映 全92話

追記

自分は、玩具の復刻ってあまり肯定派
ではないんですが、昔の様に全面的に
ノーの姿勢という様な感じでは無くな
ってきましたね。年齢を重ねて、どん
どん頑固になるのでは無く、脳みその
中身もフレキシブルな判断が、出来る
ようになりました。安く売っていたら
購入し破損オリジナルの補修要員とし
て活躍してもらうというような感じで
すか。今回も撮影していてオリジナル
のジャンク状態のありのままを撮ろう
という気でいました。実際に撮ってい
ました。しかし、頭にピョコンと乗せ
る、乗せない、ではなんか、色味的に
頭の赤は必要だなぁ、と撮った写真を
見ていて、判断させてもらいました。
なので、復刻品のホバーパイルダーを
頭に被せました。改めてマジンガーZ
の色味の中に赤の要素って重要な役割
なんだなぁと気付かされた、撮影でし
た。ってか、もう一つ気付かされた、
事実に、赤と青この2色の合わさりで
より、立体感が出る、という事。よく
見る、一昔前の3D眼鏡って、左右が
赤と青の色に分かれていますよね。こ
の現象が、平坦な写真画像にも、効果
が現れて立体感が出てくる、という事