エーリアン(凸)

今回は、エーリアン(凸)です。











エーリアンなのかエイリアンなのか、
どっちが正式な名称なのか分からない
所が、この様な駄玩具流通で、広まっ
た物体の温かみのあるモヤモヤ感。

箱の表記は「エーリアン」

コスモス筐体用印刷物「エイリアン」

自分として、、、
あくまでも、自分の見解は、、、、、

徳間書店より、昭和60年1月発行の
・・テレビランドわんぱっく76・・

「ガチャポン大図鑑」

コスモスのページ上で「エイリアン」
の表記が有る

という部分が「鍵」では?と推測して
いるんですが、、、、

大手出版社からの大図鑑という一般流
通される書籍内の自社製品紹介ページ
上にまで、製品販売後の追い打ちをか
ける様な「エイリアン」表記ですよ。

かなりの確信犯。

これが事実上この宇宙人人形メディア
初登場の誌面だと思います、で、、、

でもまぁエイリアンって名称は、一般
的過ぎるので、今回の投稿上トップの
表記は、少しキッチュに見える、エー
リアンにしておきました。

この宇宙人人形ですが、2種類存在が
確認されています。

今回のエーリアンは、突起物の形状が
凸っているんです。で、もう一個の、
エーリアンの、突起物の形状が、凹っ
ています。

今回の造形の、宇宙人(凸)は、割と
ブラウン成型色が多いです。

もう片方の(凹)は、グリーン系等の
成型色が多くチョイスされています。

何故か、こっち(凹)の緑色の種類の
物体は自分と縁の無い人形なんです。
緑色だけにね、、、

今回の撮影で、気づかされた点は、真
横の右方向で撮影された画像をよ〜く
見ていたら、耳の形状が、なんか目に
見えてしまい、顔がもう1パターン有
るかのごとく造形されているのでは?
と変な勘ぐりをしてしまいました。

不気味なオバQの様な表情に見えるの
です。

でもこの現象って、自分の人形は、栓
のパーツが、破損された状態でくっつ
いている為なんですよね。

で、身体部位というか全体の造形にも
一言、言わせてもらうならば2パーツ
成型のキューピーさんのデフォルメ感
を採用している、と思うのです。そこ
が、今この現在でも、この人形が評価
されて続けている要因の一つだと。

マルサンの怪獣人形造形の基本とされ
ている、キューピーさんテイスト造形
は、首、手、足の分割から成る赤ちゃ
ん体型ですが、この宇宙人人形も、全
く2パーツ成型のキューピーさんを、
ナゾッた造形でまとめられている為、
言わば、「まちがいない」まとめ方な
んです。(こんな名前のホットドッグ
屋さんが秋葉原にありましたね、、、
元メロン記念日の人が働いていた様な
気が、、、)よって、世代を跨ぎ、後
世にまで、高い評価のまま、時間を経
ている物体となるわけ。

んで、散々うんちくの様なモノ垂れて
しまった後で、なんなんですが、、、
そもそも、この宇宙人人形は北米で、
売られていた

「OOZE IT」

という子供用のジョーク人形玩具で、

日本語に訳すと、滲み出たぁぁ〜〜的
な感じ?

を日本人が、勝手にガチャガチャ玩具
用に、解釈モディファイして、出来上
がったモノなのです。

でも、今回の(凸)方の宇宙人人形は
完全に日本人がオリジナル解釈で作り
上げた造形なのかなぁ?!緑色(凹)
の方は、完璧に造形が北米版をナゾッ
ている様に感じます。













写真 補足

エーリアン(凸) 栓のパーツ破損 コスモス製

追記

なんか、先日のマジンガーZニセモノ
から一気に時代が、1980年代中期
まで、飛んでしまいました、、、まぁ
年号は、昭和なので、自分の中では、
この人形は許容範囲内です。なんか、
正規販売ルートのキャラクター玩具が
続くと、何故か、ニセモノ玩具に、た
ま〜に飛びたくなってしまうのです。

追記2

本文中のお店の名前は
「マチガイネッ!」でしたね。