動物そろばん

今回は、動物そろばんです。












100玉そろばんを半分にして50玉
そろばん化して、そのうち5つを動物
に置き換えた

「50玉仕様の動物そろばん」です。

怪獣ソフビで言う所の「ミニサイズ」
を「ミニ」の定義とすると今回の動物
の大きさは、そのミニサイズの半分か
ら、3分の1程の大きさになります。

なので、自分で、勝手に「ミニミニ」
サイズと呼ばせてもらいました。

もともと骨董市で、この50玉仕様の
動物そろばんを見つけた時、

あぁこの大きさの動物ソフビは、見た
事無いし、持っていないから、買って
から、動物のみ、外して、飾ろう、、

っていう動機でした。で、実際に動物
のみ外してあの一連の扇マークの動物
達の前に、置いて飾ったりしていまし
た。

外した、そろばん部分は、しばらくの
間、ベランダに、あまざらしのまま、
置きっぱなしでした、、、(多分数十
年ほど)

思った事は自分の現代のプラスチック
製品の耐久性って、せいぜい数年程、
外に置きっぱなしにすれば、

もう「ポロっポロ」に、なってしまう

というのが自分の見解です(センタク
バサミなどが、その代表例)

でも、この、「そろばん部位」は、全
く、劣化すること無く、生き延びてい
ました。色は抜けたし、鉄の棒の部位
は錆び付いていたもののプラスチック
部位は、無傷のまま。

自分が、動物ソフビ部分の作りや、塗
装具合を見て、推測するに、1970
年代の製品だと、思っているのですが
この時代のプラスチックは、頑丈な、
材料配分で、製作されているんだなぁ
ということ、を今回学びました。

で、購入から数十年経った今、動物達
は、再び「そろばんのコマ」に戻りま
した。

なんか、耳を貫通させる所が、なんか
シュールです。今回ラインナップに、
鳥類が選ばれていませんが、もし鳥が
いたら、完璧に、焼き鳥の仕込み状態
だったはず。合間合間に、ネギでも、
挟みたくなるってもんです。

ひとつ、動物ソフビについて、関心し
た事があります。5つ並べるとわかる
事なのですが、5つ共、共通の胴体な
んです。パンダも、象も、兎も猫も鹿
も、全部同じ胴体って、面白い。だっ
て、成形色と、塗装の工夫で、これら
5種の動物が、それそれ、違う風に、
見えるのですから。

個人的に「猫」がラインナップに選ば
れている、という事実にレアだなぁ、
と思います。

この時代、なにかと動物ソフビの製品
化のさい、猫はラインナップから外れ
る事が多いので。




写真 補足

動物そろばん 製作会社不明