今回はイナズマン・トーキングです。
このトーキングは、他のヒーローより
も若干縮んでる感じがするのは気の性
でしょうか。いいえ、気の性ではあり
ません。仮面ライダーシリーズで言え
ば、仮面ライダーＶ３までは、大きか
ったですし、テレビアニメロボットヒ
ーローで言えば、マジンガーＺ、アス
トロガンガー、ポセイドンまでは、大
きかったです。定価も１３００円の据
え置き価格でした。
では、どの辺のラインから、縮んでい
ったのか？仮面ライダーＸから、グレ
ート・マジンガー、ゲッター１から、
若干サイズの縮みが始まりましたね。
小さくなったにも関わらず、販売価格
も１７００円から１８００円と、値上
がりしています。
ぼくの推測では、１９７３年１０月に
起こった、中東戦争を、発端とした、
オイルショック以降、ソフトビニール
の原料価格の高騰により、各メーカー
ソフトビニール人形、全てのサイズの
見直し、店頭販売価格の見直し、が行
われて、今までデフォルトと、されて
きた人形達の、大きさの変更を余儀無
くされた直後の発売だった為だと思っ
ています。
なんか、この説明の下り、もう何回も
ここで書いている気がしますが、ここ
のブログで、取り扱う、物の性質上、
また、その物に関する、諸々の社会と
の関連性を踏まえると、どうしても、
『第一次オイルショック』というワー
ドは、外せない事致し方ないんです。
イナズマン関連の玩具は、オイルショ
ック真っ只中に企画生産販売が行われ
ていたと思うのです。だからバンダイ
から販売されていた、ミサイル・イナ
ズマンや大きめのスタンダード人形が
（足裏刻印は、ポピーと彫ってます）
とても、数が少なかったり、イナズマ
ン・フラッシュのスタンダードサイズ
のソフトビニール人形は、従来よりも
小さかったりするのだと思うのです。
写真 補足
イナズマン・トーキング マスダヤ製
イナズマン １９７３年１０月２日－１９７４年３月２６日 全２５話 ＮＥＴで放映
イナズマンＦ １９７４年４月９日－１９７４年９月２４日 全２３話 ＮＥＴで放映