仮面ライダー・原作漫画版風ニセモノ

今回は仮面ライダー・原作漫画版風ニセモノです。








自分が思うに、仮面ライダーのソフト
ビニール製品で一番顔の造形が素晴ら
しいなぁと思うのがこれです。

真正面、からは、まぁまぁといった感
じですが、斜め横からのビューなんて
これぞまさに、仮面ライダーの顔だ!
って、造形だと、思うのです。

仮面ライダーの立体物って、とにかく
もの凄い数、量が販売されていますが
よりによってこの漫画版の顔を立体化
した、しかも無版権のニセモノが、一
番出来が良いって、本末転倒ですよ。

まぁ、人それぞれ、意見がありますし
そもそも、仮面ライダーの玩具って、
(特に最初の頃の発売ラインナップ)
漫画版、実写版と、製品によって、ど
っちつかずで、曖昧でした。(頭造形
の事を指しています)

しかし、漫画版に振り切って、しっか
りと、原作漫画のディテールに忠実な
造形を示した方向性は、拍手ものです

それとも、水色1色に振り切って潔い
塗りと、あまり数が少ない現存数とい
う、バイアスかかった状態に、惑わさ
れているだけなのかな。

しかし、自分は、今回撮影していて、
斜め方向の写真の出来を見て、改めて
この人形は、仮面ライダーの玩具の、
頭の造形としては、他の正規の製品達
を寄せ付けない程、突き抜けたかっこ
よさを、感じたのです。

このブログ上で取り上げたのは、確か
2018年1月16日のサンダーゲイ
の回、なのですが、漫画の一峰大二版
スペクトルマン、ソフトビニールで初
の立体化であった無版権ニセモノ人形
が、この原作版風仮面ライダーと同じ
原型製作者だと思うのです。人型の、
原型って、やはり腕(手の平)の形状
の表現方法で、作者の個性が出やすい
と思っています。この人形シリーズの
場合は、腕全体の表現方法が、かなり
独特だと思います。

原型製作における、ディテールタッチ
の感じやデフォルメ具合、身体や左右
の腕の、関節具合、そして、つや消し
風(マットな)表面処理な出来具合、
ソフトビニール自体の材質などなど、
この二つの人形には、色々共通点が、
見受けられます。

漫画、特撮、問わず、色々な、テレビ
キャラクター達が、当時このフォーマ
ット(身体的特徴、材質が似ている)
で販売されていたのです。有名どころ
さらっと、上げていくと、タイガーマ
スク(マスク取れシステム採用!)、
人造人間キカイダー、超人バロム・1
アストロガンガー、仮面ライダーV3
電子鳥人Uバード。この、電子鳥人U
バードが出ていたってことはですよ!
ハンナ・バーベラ系の、米国産アニメ
ーションキャラクター達が、その周辺
キャラクター達が、他にも有ったかも
しれない、という可能性が少なからず
ありますね。宇宙怪人ゴーストとか、
ターガンとか、シャザーンとか、マイ
ティ・ハーキュリーとか出ていてほし
いなぁ、、、まぁ出ている訳無いけど
ね、、、あっまた妄想癖が、出てしま
いました。

この人形、世の中に現れたら(お店や
インターネットの世界など)チェック
して、ずっと見ているのですが、破損
品見た事が無いんです。仮面ライダー
の玩具は、軟質ソフビ使用のマスク取
れタイプは抜きにして、大抵の普通の
ソフトビニール素材で造られた物は、
触覚部分の破損品が、結構な割合で出
てきます。

しかし、この人形の場合、材質が、柔
らかい物を、使用している事、触覚の
角度長さ、そして太さや形状などがが
絶妙な割合で造られている為、落とし
ても折れにくいのでは?と勝手な妄想
をしています。











写真 補足

仮面ライダー・原作漫画版風ニセモノ メーカー不明

仮面ライダー 1971年4月3日-1973年2月10日全98話NET(現:テレビ朝日)系列で放映

追記

本文中に上げた、スペクトルマン投稿回

鯨サイボーグ怪獣サンダーゲイ