ボビーちゃん・20センチ

今回は、ボビーちゃん・20センチです。








26cmのボビーちゃんの足裏には、
「Iwai」という刻印が、シッカリ
と、彫ってありましたがこの20cm
ボビーちゃんの足裏には、何も刻印が
ありません。(JAPAN刻印は有)

しかし全身スーツ(むーむーって自分
は、呼んでいたのですが、みんなは、
なんて呼んでいるのかなぁ、、、、)
の足裏部位の抜い穴まで、しっかりと
造形テクスチャーが、彫ってあり、そ
んな部分が、例え幼児玩具だといって
も、侮れない部分です。






写真 補足

ボビーちゃん・20センチ 岩井産業有限会社製

追記

時を遡れば、まぁまだまだ怪獣人形を
一生懸命買っていた、90年代なのか
なぁ、、、

古物玩具を扱う店舗は、通ってはいま
したが、毎週末、どこかで開かれてい
る、フリーマーケットや骨董市で、の
買い物に精を出していた頃、、、

もうね、開店準備の早朝、というか、
夜明け?といってもいいくらいの、ま
だまだ薄暗い時間帯に、懐中電灯片手
に、大小様々な大きさの、汚ったない
トラックから運び出される、段ボール
に注目しながら時間を過ごすのですが

古い玩具を探しているライバルが多す
ぎて、その段ボールの中に在る、非常
に良い状態の玩具だけ、見繕って買う
なんて事が出来ないんです。

当然、箱買いが横行する訳。でね幼児
向け抱き人形や水辺で遊ぶ遊具の動物
ソフビなんかは、割と一緒くたにゴロ
ゴロとプラモデルや怪獣などと対にな
って箱の隅に転がっていたものなんで
す。で、それら軟質のソフトビニール
玩具って割と汚い状態の物が多くて、
まぁ本当に酷い状態なのです。

で、一緒にお風呂入り、念入りに洗う
のですが、、、、

綺麗な状態のソフトビニール人形を、
古物玩具店やトイショーで、適正価格
より、若干安い値段で購入して、棚に
並べて眺めるって、ある意味、自分の
中でも至福の時間なのですが、ゲショ
ゲショの状態のソフトビニール人形を
丹念に洗い、綺麗にして、乾かして、
並べて、眺めるってのも、なかなか良
いというか不思議な感覚で(ジャンル
がバラバラな為)これもまた、至福の
時間。

全然自分の趣味の枠から飛び出ている
ものでも、なんか自分がひと手間かけ
た分、愛おしい気持ちが生まれるんで
すかね。

まぁね、動物ソフビも、そうだけど、
その頃は、自分の趣味趣向範囲外、の
人形なので、いずれ処分する要員、に
分類した、にはしたけれど、とりあえ
ず、乾かす為、一時的に自分の部屋の
棚に置くわけ。

だけどね、ボビーちゃんのあの瞳が、
なんか自分を見ているんですよ、、、

で、何故か愛着の様な物が出てくるん
です、、、不思議ですよね。

結局処分はせず、この家に居座ってい
る、という。

たまに、考えるんです。同系統の幼児
人形で、ある意味有名な

「なかよしチャーミー」

っていう子も存在しています。

たまたま自分の購入していた段ボール
には、入っていなかったけど、まぁ何
回か、購入の機会はありましたが、な
んか手は、出ませんでした。なんかね
自分のファースト抱き人形にしては、
年代が新しすぎなんですよ

「なかよしチャーミー」は。

自分の様な1960年代中期以降生ま
れの赤ん坊には、ボビーちゃん的な風
貌の抱き人形が当てがわれたはず。な
ので、ボビーちゃんの容姿は、自分に
は「キタ」んです。(実際には、じわ
ぁ~~と、ですが)